どこまで行くのだろうか、この雲は 広がる空にポカンと浮かんだ雲を見つめる 青い空に浮かんだ雲は どこに向かうのだろうか 見つめていた雲たちは 地平線に飲み込まれ 何を思うのだろうか しばらく雲を見つめていたが 空が朱にそまって考えるのを止めてしまった 宇宙の広さを示すとき、人は何で測るのだろう ハークス教授に叱られたあともう始まっているネオルの講演を聴きに小走りで資料室を飛び出した。 扉をくぐるときに教授の叫ぶ声が聞こえた。 多分、廊下を走るな とか 講演中に騒ぐな と言っていたに違いない。 横でハイデリヒが教授に返事をしているが、それさえも耳に入ってこなかった。 「エドワードさん どっち行ってるんですか!」 叫ぶ声で我に返り、ハイデリヒの方へ駆け出した。 やっと講演会場に辿り着き扉に手を伸ばすが途中でハイデリヒに腕を掴まれる。 「どうしたんだよ、ハイデリヒ。早く入んないと講演終っちゃうぜ?」 資料室からノンストップで走ってきたからだろうか ハイデリヒの息は弾んでいる 息を整えるのを待つがエドワードを掴む腕の力は弱まらない。 少ししてから声が聞こえた 「今は講演中です。南口から入れば注目を浴びますよ。」 「あ・・・そっか・・・んじゃ北口から・・・」 「それも同じことです。入るなら東口でしょう。」 どうしたんですか、貴方らしくもない ハイデリヒの声は聞こえたが 走る足音で聞こえないふりをした エドワードは自嘲気味に笑う これが、鋼の錬金術師。ねぇ・・・ なんか泣けちゃうな。 国家資格を得れた子供がこんな簡単なこともわからないなんて、と。 東口から入って少しばかり注目されたが、すぐにその視線はネオルに向かう。 エドワードとハイデリヒは開いている席に座った。 会場は殆ど年をとった老人だったが、その中にはもちろん偉い教授も混じっている。 少し来るのが遅すぎたのか、席について少しくらいで講演は終った。 「あー・・講演終っちゃいましたね・・」 ハイデリヒが残念そうに顔を歪ませた。 「だな・・帰るか。」 「待ってください。これから記者達が質問していくんで、それだけでも聞きましょう・・」 エドワードは少し考えてから 「せっかく来たし聞いて行くか。」 元の席に腰を落ち着かせた カメラを持った記者が質問をする 「その安定飛行と制御装置の資料は提供させてもらったと言っていましたが、それは知人ですか?」 多分それは俺のことだーっと思いながらネオルを見やった ネオルはその視線に気づいたのかネドワードと目をあわす 微笑んでいたが、エドワードにはニヤリとしか見れなかった 次にネオルはとんでもないことを言ったのだ 「あそこにいる金髪金目の彼が提供してくれたんですよ。私の助手です。」 一斉に記者たちがエドワードを見つめる。ある記者はカメラで撮ったり、ある記者は紙にメモをとっていた。 ちょっとまて。 叫びたいのに、声が出ない。 ハイデリヒを見ると目を見開いて絶句している。 会場にはまだ多くの人がいる。当然のことながら注目された。 呆然をしているところに腕を強く引っ張られる。見るとネオルだった。 「ちょ・・っ!なにすんだよ!」 「このまま此処にいるつもりかね?記者たちに質問攻めにされるぞ。」 再び腕を強く引っ張って東口から二人は出て行った。 数人だが、そのあとを追いかける記者もいた。 残った記者たちはエドワードと一緒にいたハイデリヒを質問攻めにする。 ハイデリヒは聞かれた質問に答えることもなく、ただただ呆然と座っていた。 |
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ハイデリヒ元気だねー
ネオル教授は強引ですねー
なんか強引に物語が進んでいくな・・・orz
短い文だなΣ(ノ∀`*)